初めての妊娠、出産の時には、誰でも大きな喜びや幸せな思いと同時に、同じくらいの不安も持っているものです。
ここでは、初めの出産での心構えや気をつけたいことなどをご紹介します。
まず、妊娠が分かったら、それまでの生活とは色々な事を見直す必要があります。
もう一人だけの身体ではなく、お腹のなかには大切な赤ちゃんが宿っているのです。
栄養面や生活の中でのストレスが、お腹の赤ちゃんに影響しますので、バランスの良い食事を心がけたり、ストレスが掛からないように、生活リズムもゆったりとしたものに切り替える必要があるでしょう。
また、たばこやアルコールを嗜む女性も多いですが、たばこもアルコールも胎児には悪影響です。
ストレスを溜め込むくらいなら、たばこもアルコールも少しくらいは大丈夫、と言う産婦人科の先生も中にはいるようですが、自分一人の身体ではないことをしっかりと考え、健康な赤ちゃんの発育のためにも辞めるようにしましょう。
妊娠15週目くらいまでは、つわりが酷い方も多く、大半の方が安定期に入るまでは食欲が無くなるものです。
この時期には、赤ちゃんのためと頑張って食べる必要はありません。
安定期になれば、自然とつわりもおさまり、食欲もどんどん湧いてくるものです。
安定期に入り、急激に体重が増えることも問題です。
妊娠高血圧症候群のリスクなども高くなるので、つわりが収まれば、バランスの良い食事と適度な運動で、自己管理をきちんと行うことが大切です。
バランスの良い食事や適度な運動などを心がけて、健康的に妊娠期を過ごすことで、出産もスムーズになります。
また、初めての出産の時には、地域の両親学級に参加してみましょう。
ここでお産の時のアドバイスや、赤ちゃんが実際に生まれた時の沐浴の仕方やおむつ替えの仕方を教えてくれます。
初めての出産で、不安なことも多いですが、1日1日を大切に、ゆっくりと生活することで、必ず元気な赤ちゃんが生まれてきます。
Photo by Raul Hernandez Gonzalez