赤ちゃんを連れての外出はママにとって大変な事も多いのですが、こういう時はスリングや抱っこ紐があると便利です。
抱っこ紐とスリングでは見た目の違いもありますし、使い方なども変わってきます。
抱っこ紐と言われていますが実際には紐ではなく、赤ちゃんを支える保護する部分が中心部にありそこからストラップやベルトが付いていて、長さを調節して使います。
昔は着物の帯などで赤ちゃんをおんぶしていましたが、今は抱っこ紐となり安全性なども考えた形になっています。
おんぶと抱っこの両方に対応しているタイプもあります。
抱っこ紐はある程度形ができているので、ベルトやストラップを付けるだけという手軽さがあります。
スリングは1枚の大きな布にリングを付け赤ちゃんの体に布を巻き付けて使います。
リングに布を通して調節できるため、赤ちゃんの大きさに合わせられるのはメリットです。
スリングにもいくつかのタイプがありましたが、赤ちゃんが布に隠れてしまったり、うまく安定しなかったりという事もあり、現在はリングスリングが主流となっています。
布に赤ちゃんをくるみ、ママがスリングごと身にまとうイメージです。
スリングは赤ちゃんと密着していられるので、赤ちゃんが安心できるのは大きなメリットですが、使いこなすまでに時間がかかります。
しかし一度使いこなすと疲れにくく便利で手放せないというベテランママもいます。
どちらも便利ですしメリットもありますが、人よっては使いにくいと感じるとか、赤ちゃんの体の大きさに合わないなどのデメリットもあります。
海外製品も人気ですが、サイズが大きめなので小柄な人はサイズが合わない事もあります。
しっくりこない、腰が痛くなる、などの場合は、別のものを試してみるといいでしょう。意外とすんなり解決することが多いようです。
買う前に試着したり、友達に貸してもらうと失敗が防げます。
Photo by Matteo Bagnoli