母乳は出なくても、出過ぎても、つらいもの…。個人差もありますが、あまり出なくて悩む人もいれば、中には母乳が出すぎてしまうのが悩みとなってしまう事もあります。
世界中が見つめる晴れ舞台、母乳の洪水で胸元がびしょぬれ!?
大恥をかいた海外セレブのエピソードをご紹介します。
●リリー・アレン、放乳危機で授賞式大遅刻
イギリスの歌手、リリー・アレンは、栄誉ある2013ブリット・アワードに、ある理由で大遅刻してしまいました。
その理由というのが、母乳パッドを忘れてしまいドレスを濡らしてしまったからです。
彼女は授賞式の前にも、家を出た際に母乳パッドを忘れてしまい、母乳が漏れ出して、胸元がびしょびしょになるというハプニングを、ツイッターで報告したばかりでした。
授賞式当日には、
「親愛なる『2013ブリット・アワード』、私はかなり遅れています。どうか私無しで始めないでください」
「行く途中だったの。母乳パッドを忘れないようにって言ってくれたのに、また(忘れて家に)戻らなくてはいけなくなったわ」
とツイートした事で話題になりました。
遅刻はしましたが、その後彼女は無事に授賞式に出席しています。よかったですね!
●母乳が3メートル飛ぶ!ものすごい「放乳」体質
リリー・アレンは長女を育てている時にも、母乳を約3メートル飛ばせるとツイートしており、いかに母乳の出が良いかがよくわかります。
母乳が出ずに悩んでいる人からすると、なんとも羨ましい悩みですが、出過ぎるのもそれはそれで別の悩みがあるのです。
●「母乳過多・過分泌」母乳が出過ぎて、外出もままならない!
「母乳過多・過分泌」といわれる状態で、他人からは「出ないよりまし」など軽く考えられますが、当事者からすると深刻な悩みなのです。
母乳が出すぎる人にとっては、気軽に外出できないのも切実な悩みとなってしまいます。
母乳パッドがあっという間にあふれて、胸元がびしょびしょになったり、抱っこした赤ちゃんがおっぱいを押しただけでじゅわーっと出てきてしまったり。
外出中なのに、母乳パッドの交換をしなくちゃと、常にウロウロしなければならず、長時間の外出が恐怖になることも。
おっぱいが詰まったり、乳腺炎にもなりやすい人が多いようです。
●噴出する母乳に赤ちゃんもぐずる
また、赤ちゃんからしても、母乳が勢いよくでて、赤ちゃんの顔にかかったり、赤ちゃんの口の中にどんどん噴出されて、うまくおっぱいを飲むことができず、授乳がうまくいきません。授乳のたびに大泣きする赤ちゃんもたくさんいます。
その場合は、授乳前に、搾乳して、過剰な母乳を捨てないといけません。授乳のたびにこれを行うのは面倒ですね。ただし、搾乳をすることで、母乳の分泌がさらに増えてしまうという悪循環もあるようです。
出ないのも辛いし、出過ぎるのも辛い…。
日本のママたちも、海外セレブでも、母乳の悩みは人それぞれですね。
<出典>
Wikipedia