日本は地震大国と言われていますが、本当に怖いですよね。
地震があると子どもたちの安全を第一に考えなければならない、家具の転倒などを未然に防ぎたい、など色々な思いが巡るでしょう。では家具が倒れないようにするためには、どうすればいいのでしょうか。
家具を固定するための道具がホームセンターや大手ショッピングセンターに売っています。
たとえばたんすや食器棚などの背の高い家具を固定するためのツッパリ棒です。
天井と家具の間に太目のツッパリ棒を当てることで、転倒を防止してくれます。
またこうした背の高い家具は、手前の下側のふちの部分に新聞紙や薄い板などを挟んで、やや後ろに傾けるかたちにしておくと、転倒防止になります。
もう一つ転倒防止を考えておきたいのがテレビです。
以前のブラウン管テレビは厚みがあり転倒の心配をする人は少なかったのですが、地デジに移行すると共にテレビは薄型が主流となり、テレビの転倒を心配する人が増えてきました。
そこで見ておきたいのが滑り止めで、テレビの土台の下に敷くジェルマットになっています。
滑り止めとして役立つのと同時に、粘着力があり、万が一の地震のときの転倒防止になります。
それでも不安と言う方は壁掛けタイプにもできるようなテレビの場合、壁に固定する部分に紐などを通し、壁と土台の2つで固定する方法があります。
家具が転倒すると怖いのは家具の下敷きになる、家具についたガラスなどが割れて怪我をすることです。
普段から家具の転倒防止策をとっておくといいですね。
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