春から初夏にかけては過ごしやすく快適な季節ですが、虫が元気に活動し始める時期でもあります。
お腹を空かせた虫たちに子供が刺されないように、春になったら虫刺されに十分に注意しましょう。
・春から初夏にかけて活動が活発に!虫刺されに注意!
虫に刺されると多くの場合、痒みや腫れという症状が起こります。
ダニや蚊、ブヨなどいろいろな虫がいますが、虫に刺された時に身体の中には虫の唾液や針が入ってきます。
これは人間の身体にとっては異物ですから、免疫細胞がこの異物を身体の外に排除しようと働きます。
これはアレルギー反応のひとつで、虫刺されで痒くなったり腫れたりするのは身体の免疫細胞が働いていることによるものです。
虫アレルギーの症状である痒みや腫れは、子供は大人よりも悪化しやすいので、症状がひどいようなら小児科で診察してもらうようにしましょう。
・死亡例も!ハチには特に注意して!
虫の中で最も怖いのがハチです。
ハチにもさまざまな種類がいますが、ハチに刺された時には非常に強い痛みがあると同時に、刺されたところは大きく腫れあがる特徴があります。
ハチの中でも最も強力な毒を持つのがスズメバチで、アナフィラキシーショックが発生すれば死亡するリスクもあります。
春になるとハチの活動も活発になります。
ハチは黒い物に寄ってくるという性質があるので、虫が多くいそうな場所に出かける時には黒い洋服や帽子は避けた方が良いかも知れません。
春になると虫刺されにも注意しましょう。
ハチに刺された場合には、とにかくすぐに病院に行くことが大切です。
Photo by Jerald Jackson