アメリカでは、一般的にまでなっている、妊娠や出産時のメモリアルフォト。
日本でも、最近は、記録する人が増えてきています。
そのメモリアルフォトとして撮られた1枚の写真が、世界中で、勇気と感動をもらったと、話題になっています。
その写真は、アメリカのフロリダ州を拠点に活躍する写真家Kate Murrayさんに、突然舞い込んだ仕事。
それが、この写真。
なんと、この依頼してきた女性は、妊娠中にステージ3の乳がんを発症し、彼女自身の母体と、お腹の中の赤ちゃんの両方の安全をなんとか保ちながら、挑んだ出産。
片方の乳房は、全摘出。妊娠中も、化学療法を続ける毎日の中での出産です。
そんな中での妊娠36週での出産。結果は、母子ともに、なんとか無事に。
この出産は、医療的にも、奇跡の出産であったとのこと。
下の写真は、そんな奇跡の中で産まれた赤ちゃんを胸に抱き、涙が止まらない彼女を撮影したものです。
「生きる」という意味を、大切な命というものを、改めて教えられた気がします。
出典:Mirror