普通の主婦、キンバリー・フガーテさん(42歳)は、夫と、10歳の一人娘とともに幸せに暮らしていました。
ある時、キンバリーさんは妊娠していることが判明します。
予想外で驚いたものの、赤ちゃんを授かったことに、家族は大喜び!
さらに驚いたのは、診察した医師から「三つ子です!」と告げられたのです。
彼女は不妊治療などはしておらず、自然に三つ子を授かったのです。
多胎の場合、早産となるリスクが高いので、三つ子の赤ちゃんを安全に迎えるため、医師も家族も、万全の体制を整えて赤ちゃんを待ちます。
そして、妊娠6か月の時、緊急帝王切開で出産することになったのです。
その出産で、さらに信じられないことが起こります。
ベテラン担当医師が、キンバリーさんのお腹から、順調に女の赤ちゃんを一人ずつ取り出していきます。
一人、二人、三人。
三人めの赤ちゃんが出た時、医師が驚きの声をあげます。
「まだ足がある!」
キンバリーさんは状況が理解できませんでした。
医師はもう一人、赤ちゃんを取り出しました。
キンバリーさんのお腹には、三つ子ではなく、四つ子の赤ちゃんが入っていたのです!!
キンバリーさんは、出産直後の気持ちを振り返ります。
「実は、四つ子と知った時、最初はショックを受けて、困惑したの。
子育てや将来のことなど、うまくやれるか心配で。
でも、毎日少しずつ、状況を理解して、いつの間にか『どうにかなるわ!』と思うようになっていったの」
もっと驚くことに、この四つ子ちゃんは、検査の結果、全員、一卵性の女の子だと判明しました。
四つ子が産まれる可能性自体、約80万分の1という、とても珍しいこと。その中でもさらに一卵性の四つ子となると確率は、約1300万分の1という天文学的な、奇跡の確率なのだそうです。
担当医師も「四つ子の一卵性が存在するなんて。調査結果を聞いて、本気で冗談かと思ったよ!」と語ります。
未熟児だった四つ子ちゃんたちは、3か月入院した後、ママたちの待つ家へ。
幸い、10歳年上のお姉ちゃんが大活躍してくれて、子育ては順調に進んでいるのだとか。
すくすく成長して、1歳のお誕生日を迎えました。
毎朝、キンバリーさんが起きると、四つ子ちゃんたちがそれぞれお互いにぺちゃくちゃとおしゃべりをしていて、賑やかで、幸せな気持ちになるのだそうです。
かわいい顔が同じように四つ並んで、入れ替わったら見分けがつかなくなりそうですね!
42歳で妊娠も驚きですが、三つ子?からの四つ子!で、しかも一卵性とは、不思議で素敵なことが現実には起こるんですね!
<出典>
MailOnline