帝王切開により、無事に出産したイギリスに住む28歳の母親に起こった、驚きのお話です。
術後に行われる帝王切開の傷口の抜糸をしてもらった後、なんとその傷口が避けてしまい、腸が飛び出してしまったというから、聞いただけでもゾッとします。
●そんなことがあるの!帝王切開の傷から腸が飛び出た、驚きの体験談!
帝王切開で元気な女の子を出産したサムさん28歳は病院を3日で退院、その後、自宅で助産婦さんに抜糸して貰ったそうです。
イギリスでは、帝王切開であっても、母子ともに健康で問題がなければ3日後には退院、自然分娩の場合には、24時間以内に退院となるそうです。
それだけ、日本でも欧米でも、医療技術の進歩で、より安全性の高い施術が可能になってきているのです。
しかし、このサムさんは、帝王切開の抜糸後、自宅のベッドから立ち上がろうとしたとの時、急激な痛みに襲われます。
何が起こったのかとズボンを脱いだサムさんの目の前には、傷口から飛び出した自分の大腸と小腸があったのです。
なんと抜糸した傷口がパカっと開いてしまったのです。
激痛とショックで、大声で叫ぶサムさん。
これを聞いた夫と助産婦が、すぐさま駆けつけ、緊急事態となったのです。
事態を知った助産婦も、「これまでにない緊急事態」と言ったほどで、救急車を呼ぶものの、到着までに40分もかかったと言います。
その間、これ以上自分の腸がこぼれでないよう、横になって待っていたそうですが、サムさんはその40分間、必死に痛みに耐えたものの「この世のものとは思えない耐え難い痛み」だったと語ります。
しかし、この異常事態にも関わらず、医師は「珍しいことですが、ありえないことではない」とあっさり言ったというから、これもまた驚きです。
その後、病院側からの正式な謝罪があったものの、今回の異常事態がなぜ起こったのかその原因が、はっきりと分かっていないそうなのです。
このような体験談を聞くと、帝王切開なんてとても怖くてできない!と思ってしまいますね。
最近では、抜糸の必要がない、溶ける糸を使用した、帝王切開を行っている病院も増えています。
まず、ありえないケースですが、術後に違和感や違和感が少しでもあれば、かかりつけの病院、医師に相談してくださいね。
<出典>http://www.dailyrecord.co.uk/news/uk-world-news/shocked-new-mum-forced-catch-5732925
Photo by Oleg Sidorenko