小さいころ、ナプキンの宣伝を見ても、意味が分からなかった記憶はありませんか?
現在当たり前のように流れている生理用品のCMは、子ども達にどううつっているのでしょうか?
●ほほえましい!?かわいい笑い話
あるドラッグストアでの出来事です。
幼い兄弟が子どもだけで来店。
生理用ナプキンをレジに持ってきました。驚いた店員が質問します。
「あなたは何歳?」
「7歳」
「これが何かわかる?」と聞くと
「ううん」と首を振ります。
買物のお使いかなと思い、
「誰が使うの?」と聞くと、7歳の兄が答えます。
「僕じゃなくて弟のために欲しいの」
「どうして?」
「テレビで見たんだけど、これがあれば、テニスをしたり、自転車に乗ったり、逆立ちしたり、早く走れるようになるんでしょ?
弟は4歳だけど、どれも全然できないから」
…実話か定かではありませんが、ちょっと微笑ましい、でも実際にありそうな逸話です。
●お茶の間に流れるCMで
子どもから生理用品を「これなに?ボクもほしい!」と言われて返答に困ったことはありませんか?
あまり深い意味はなく、CMで青い水が吸収される様子がキレイで、「これやってみたい!」という子も多いようです。
そして、イキイキと元気に動き回る女性たちの姿に、先ほどの話のように、「これを持てば、上手に運動ができる!楽しくていいことがありそう!」と思ってしまう子も少なくないようです。
小学校の低学年になれば、授業で説明を聞く機会があるので、かわいい勘違いをしている期間はほんの数年ですが、女性からすると、説明に迷って複雑な気持ちにもなりますね。
Photo by Andrew Wilkinson