妊娠するとお腹の赤ちゃんの成長と共に体重が増えていきますが、妊娠中は出産したらじきに元の体重に戻るだろうと思って過ごしていると思います。
しかし実際に出産の経験をしたという女性の多くは、体重が戻るどころか妊娠前の体重よりも増えているという人の方が多いといいます。
産後ダイエットの方法は、妊娠・出産などについて紹介している雑誌をはじめ様々なところで紹介されていますが、実際に産後ダイエットを行ったのにも関わらず失敗してしまったという人には、共通点があるようです。
産後ダイエットで失敗してしまいがちな行動とはどのようなものなのでしょうか。
まず、産後ダイエットは始める時期がとても重要だと言われています。
体型を元に戻す、または妊娠前の体重に戻すということだけを考えた場合、出産後少しでも早い時期に始めるとそれだけ産後ダイエットは成功しやすいと言われています。
しかし、実際のところ出産は思った以上に体力を消耗したり、体調を崩してしまうことが多いものです。
また、赤ちゃんが誕生しているということもあり、自分の体のことだけを考えるわけにもいかないという点から、産後ダイエットを始めるタイミングが遅くなってしまう人が多いのです。
そして出産と同時に始まる育児にストレスを感じ、それが暴飲暴食へと走らせダイエットどころではない状態に陥ってしまう人が多いといいます。
育児にストレスを感じているという自覚がないまま、子育てに月日を費やしてしまうことこそが産後ダイエットに失敗してしまう原因となってしまうのです。
ついつい自分のことは後回しにしてしまうことが、産後ダイエットの失敗の原因なのかもしれません。
毎日、手のかかる赤ちゃんの世話に追われ、自分の体型を元に戻そうと思った時には、もう手遅れな状態になってしまっていたということがないように、周りの手を借りながら上手に子育てと産後ダイエットを行っていくようにすると良いと思います。
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