最近はだいぶ形式にもこだわらなくなりましたし、ルールも重視されなくなったものの、出産祝いをいただいたらきちんとお返し(内祝い)をしましょう。
ここでは最低限のルールを紹介します。
まずはお祝い金のチェックです。
もちろん相手はお返しを期待しているのではなく、赤ちゃんのためにお祝い金を贈ってくれたのですが、やっぱり相応の内祝いを贈るのがルールです。
と言っても、あまりに高価なものだと相手にも気を使わせてしまうので、1/3から1/2ぐらいの金額を目安にして品物を選びましょう。
また内祝いの品に関しても、相手に合わせて選んでください。
結婚式の引き出物ではないので、贈る相手の年齢や趣味、家族構成や生活環境に見合ったものをセレクトするようにしましょう。
そして最近の暗黙のルールとなっているのが、写真入りや名前入りのものは贈らないということです。
一昔前は、赤ちゃんのお披露目と誕生記念もかけて写真や名入の物を贈るのが流行りましたが、残念ながら他人からすると、こういった品はありがた迷惑になってしまいます。
身内なら喜ばれることもありますが、それ以外の方にはこういった品物は避けましょう。
贈る時期は、赤ちゃんが生まれてから1ヶ月以内が基本です。
ただし相手が入院していたり病気という場合には、それが治ってからというのが礼儀です。
喪中の場合は、おめでたいというのではなく、お祝いのお礼なので贈っても問題ありません。
もし気になるのであれば、四十九日が過ぎてから贈るということを伝えておくといいですね。
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