日本最古の物語として知られるかぐや姫の元の話である竹取物語を中学校時代に習ったという方もいるかと思いますが、話自体は私たちが知っているかぐや姫とそれほど変わらないでしょう。
ただかぐや姫にも様々な定説があり、月に帰っていくのだからかぐや姫は宇宙人だったという話は広く広まっています。
もう一つ知られている話としては、最後にかぐや姫が不老不死の薬を置いていき、日本で一番高い山の山頂で焼いて不死ということから富士山と名付けられたという話もあります。
研究者によっては、かぐや姫は真実の物語としている人もおり、UFO研究者などはかぐや姫は最後UFOに乗って月に帰ったと言います。
地球にやってきたのは感情を地球人に教えてもらうためとされており、かぐや姫は親の愛を知り、異性から愛されることを知り、最後は涙ながらに帰っていったということです。
実際に本文には天皇から入内を求められたかぐや姫が、半透明になって姿を消し、また現れることで自分がこの国の人間ではないことを証明したともあります。
かぐや姫は元々竹取物語が主体ですから、話の内容自体が大きく変わることはありません。
ですが国文学者などの研究により、人によって最後かぐや姫は自殺したのではないかという説も説かれています。
子どものためのお話ですから暗い最後にするわけにはいきませんが、大人になってから読むとまた違った見方もあるでしょう。
お子さんにかぐや姫を読み聞かせる機会があったら、あなたなりの解釈を持ってみてはいかがでしょうか。
<出典>au「三太郎シリーズ」
http://www.au.kddi.com/pr/3taro/