日本の童話も良いですが、北欧にも世界中でロングセラーとなっている素晴らしい童話がたくさんあります。
子供の読み聞かせにぴったりの北欧の童話ベスト3をご紹介しましょう。
・1位 マッチ売りの少女
世界的にも有名な北欧の童話作家といえば、デンマークのアンデルセンです。
数多くの名作を残しているアンデルセンですが、中でもおすすめなのがマッチ売りの少女です。
大晦日の寒い夜にマッチを売る1人の少女の物語です。
健気にマッチを売る少女には目もくれず足早に人が通り過ぎていきます。
寒さに凍える少女はマッチに火を点けるのですが、その炎とともに幸せな幻想を見ます。
全てのマッチに火を灯し終えた少女は天国へとのぼっていくという悲しい物語ですが、思いやりの心を教えてくれる名作です。
・2位 長くつ下のピッピ
スウェーデンの童話作家アストリッド・リンドグレーンの作品である、長靴下のピッピもおすすめです。
赤毛のツインテールとそばかすがトレードマークのピップと仲間たちとの楽しい冒険の物語で、マッチ売りの少女とは売って変わってとても明るいストーリーです。
・3位 人魚姫
同じくアンデルセンの名作、人魚姫もおすすめです。
海で助けた王子のことを忘れられない人魚姫が、自分の声と引き換えに魔女に人間にしてもらいます。
さらに、魔女から王子と結婚できない場合は海の泡となってしまうという条件を出されます。
王子は他の娘と結婚することになり人魚姫はついに天国へと登るというこちらも悲しいストーリーです。
北欧のおすすめ童話を3つ紹介しました。
日本の童話にはない世界を楽しめる北欧の童話は、女の子には特におすすめなのでぜひ読んで聞かせてあげてください。
Photo by Donnie Ray Jones