昼下がり、赤ちゃんを抱っこしてお出かけするママというのは、とても微笑ましい光景ですが、実は、そんなママたちは、とあることに恐れながら外出をしています。
<赤ちゃん連れの楽しい外出!でも、こんなことをママは恐れている!>
●「かわいそう」攻撃
皆さん一度は経験があるはずです。
「足が寒そう!」「裸足でかわいそう!」という靴下おばあちゃんに遭遇したことが一度はあるのではないでしょうか。
赤ちゃんと一緒にお出かけすると、特におばあちゃん世代から声掛けをされることが多いですが、楽しい会話ばかりではありません。
少し寒い日などに、ついつい靴下を履かせないで外出しようものなら、ママはびくびくです。
「ママはとっても暖かそうなのに、赤ちゃんは裸足なの!」といったきつい一言に、ママはおびえています。
●「母乳?ミルク?」いきなり事情聴取
他に、「母乳なの?ミルクなの?」といった質問もよくあります。
おばあちゃん世代は、気軽にこんなことまで聞いてきます。
「母乳じゃないといけないんですか!」と言いたいところをぐっと我慢して、笑顔で対応します。
●ベビーカーへの世間の風当たり
また、ベビーカーでのお出かけの場合には、人に迷惑をかけないか、人に当たらないかと、いつも心配しています。
少し狭い道だったり、人通りが多いと、もう、いつ注意されるのでは!と恐れているママもたくさんいます。
やむを得ず出かけているけれど、うっかり満員電車に遭遇してしまって、ママ自身も、「どうしてベビーカーにしてしまったんだろう!」と苦悩するシーンもあります。
ただでさえ、子連れの外出は大変なのに、居合わせた人から「ちっ」と舌うちしたり、あからさまに嫌な顔をされたりすると、ママは心が折れそうになってしまいます。
●見知らぬ人の抱っこ
他にも、抱っこしたがる人もいて、とても困ってしまいます。
見ず知らずの他人に、どうして抱っこさせなきゃいけないの!と思ってしまいますが、怖い事件もあるご時世なので断りたいのですが、気を使って丁重にお断りをするのも大変です。
上記のことが重なると、赤ちゃん連れの外出が、気が重くなってしまう、恐怖になってしまう、というママも少なくありません。
そっと優しく見守ってほしいものです。
Photo by Valentina Yachichurova