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【イノッチ考案】赤ちゃんが泣いて『すいません病』になるママを救うためのアイデア

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NHK「あさイチ」で司会を務めるイノッチ、ことV6の井ノ原快彦(40)さん。
番組内で、公共の場で泣いてしまう子どもや、その保護者が肩身の狭い思いをしているという問題で、解消するための自身のアイデアを紹介。
「イノッチ天才か」など、視聴者やネットユーザーの間で、賛同する声が上がっています。

●「子どもは泣くのが仕事だよ!」…優しい気持ちが広がる『ひよこボタン』とは?

10月19日放送の「あさイチ」の特集は「気をつかいすぎ?社会」。
何かあるたびにクレームや批判が続出する現代社会と、周囲の反応に気を使いすぎて疲弊してしまう人々をとりあげていました。

特に多いのが、赤ちゃんや子どもを連れて出かける保護者たちの苦労。
電車の中など公共の場で子どもが泣くことについて、これまでも様々な意見が出ているため、多くのママたちは神経をすり減らしています。
「電車などで子どもが泣き出した時に“すみません病”になる」など、ママたちの心労を取り上げました。

そんなママたちの苦労を軽くするため、イノッチが提案したのが『ひよこボタン』。
押すとピヨピヨと鳴り、『迷惑ではないですよ』という意思表示をするものだそうです。
子どもが泣きだしたら、周囲の人がボタンを押すと「大丈夫だよ、どんどん泣きなさい、子どもは泣くのが仕事」という気持ちを伝えるのだそうです。
イノッチ曰く「それはみんな思ってても言えないから」と説明しています。

またイノッチは、泣いてる親子をじっと見てしまうと、にらんで批判していると受け取られてしまうので、つい目をそらすという、優しさが伝わりにくい現状を添えています。

確かに、文句を言う人ばかりが目立ちますが、黙って見守る人の多くは「大丈夫だよ!お母さんがんばってね」と思っていることが多いですよね。
ご自身も2児の父親であるイノッチ。黙っている優しい人たちの気持ちを、ママにわかりやすく伝える『ひよこボタン』の発想が、とても温かいですね。

ちなみに、ひよこボタンは乗り物などに設置してあったり、スマホアプリにあってもいい、と考えているそうです。

●「泣いても大丈夫だよ」が伝わるだけで救われる

このアイデアを見た子育てママたちからは

「確かに大丈夫だよってなかなか伝えられない」
「私も伝える術が欲しいと思っていた」
「お母さんの気持ちも軽くなると思う」

など、賛同する声が相次ぎ、ネットでも

「いいなそれ」
「イノッチ天才か」
「イノッチの優しさ溢れてる」

など、おおむね好評です。

しかし、イノッチ本人は、ひよこボタンのメリットだけでなく「そう思ってない人も押さなければならない雰囲気になってしまうかも」など問題点も自分から提起していて、そんな謙虚さがまた「イノッチらしい」と評価されています。

ひよこボタンに限らず、「大丈夫だよ」「泣いてもいいよ」と思っている人の気持ちが、困っているママたちに伝わるだけで、救われるものですね。
二児の父でもあるイノッチ、そんな当事者の身になってアイデアを考える目線が優しいですね。

わたしたち子育てママも、ほかのママが困っている時、お互いに声をかけあえるといいかもしれませんね。

Photo by David Quitoriano

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