生まれたての赤ちゃんのことを新生児と呼びますが、新生児の赤ちゃんに着せる服は、お肌に優しい素材というだけではなく汗をきちんと吸収してくれることや体温調節ができるものなど機能性の高いものを選ぶことが大切です。
生まれたての赤ちゃんの身長は約50cm。しかし、1ヶ月もすれば10cm近く大きくなっています。
とても小さな赤ちゃんですが、それでも汗腺の数は大人と変わらないのです。ということは、それだけ汗をかきやすいのです。
また、新陳代謝も活発なので、汗をきちんと吸収し、ちょっとした気温の変化にも対応することができるような服を選ぶことが大切です。
新生児として育つ季節や家の環境によっても、肌に触れる肌着の素材や実際に着せる枚数などには違いがあり、その時の赤ちゃんの様子を見ながら慎重に着せ替えるようにしましょう。
そうすることで赤ちゃんはいつも快適な状態でいることができます。
新生児の肌着は、着物のような形状で前合わせのものとなっています。このような状態だと脱ぎ着をさせやすいのと、体の大きさに合わせて調節することができます。
その他にも赤ちゃんの肌に刺激とならないような縫い合わせなどの工夫がされています。
肌着には短肌着と言って腰くらいの長さのタイプのものと、長肌着と言って足まで隠れる位の長さのタイプのものがあります。
新生児の服は、このような肌着を数枚組み合わせて着せることで体温調節ができるようになっています。
Photo by Bigstock