妊娠すると女性の体の中ではホルモンバランスが大きく変化します。
最初はまだ小さく人の形はしていませんが、徐々に大きくなり成長していくとお腹も大きくなってきます。
妊娠を待望していた人にとっては喜びしかないと考えがちですが、ホルモンバランスというのは自分の思い通りには行かないものです。
マタニティブルーはまさにホルモンバランスが影響しています。
また体の変化に伴い、いろいろな意味で母体にはストレスがかかっています。
これは精神的にもそうですし、体にも様々な影響を与えます。
出産に関しても陣痛や出産時の痛みを不安に思ったり、赤ちゃんが無事に生まれてくれるかどうか等不安や恐怖にすら感じてしまう人もいます。
これは誰もが思う事ですが、こういった考えも時にはストレスとなります。
つまり、妊娠にも出産にも、ストレスが付き物なのです。
それをいかに克服するか、解消するかも考えておきましょう。
まずはママがリラックスできる状態を作る事も大切です。
つわりがある時期は無理ですが、つわりがおさまったらアロマなども取り入れて香りの癒し効果も活用しましょう。
胎教のために音楽を聴くのもいいと言われていますが、苦手なクラッシックを嫌々聴くよりはママの好きな音楽でもいいのです。
大切なのはママが気持ちよく過ごせる事です。
パパも妊婦のストレスの事は理解が必要です。
仕事も大変ですが、仕事から帰ったらママと話をするとか、マッサージしてあげるなどママをいたわってあげてください。
Photo by Torrey Wiley