もしこれから生まれてくる子どもが多胎だと分かったら、子どもが生まれてくる喜びと同時に、やはり不安もよぎるものです。
多胎児を妊娠した場合には、単胎児の妊娠の場合とは、違うことがあります。
妊娠中に気をつけたいことや注意したいことなど、多胎児を妊娠したママが知っておきたい事があるので、ここでご紹介しましょう。
多胎児妊娠は、母体への影響や負担が、単胎児妊娠の場合よりも非常に大きくなる事をまずは知っておきましょう。
リスクを事前に知っておくことで、備えることや予防出来ることもあります。
高血圧やタンパク尿の症状が見られる、妊娠高血圧症候群いわゆる妊娠中毒症は、多胎児妊娠の場合には、単胎児妊娠の3倍以上ものリスクがあると言われてます。
妊娠高血圧症候群は、妊娠32週以降に発症することが多いですが、それよりも早く発症した場合には、重症になる可能性も高くなるので、注意が必要です。
母子ともに非常に危険な妊娠高血圧症候群は、食事や生活面の改善によって未然に予防することができますので、多胎児を妊娠した事が分かったら、普段の食事、生活面をしっかりと見直すようにしましょう。
脂肪分や塩分の摂り過ぎには特に注意が必要です。
また、多胎児妊娠の場合には、帝王切開の可能性が高くなります。
子宮が急速に大きくなり、お腹も張りやすく、切迫早産や早産のリスクも高まります。
早期入院、出産の可能性も高いです。
母体と胎児へのリスクが高い多胎児妊娠の場合には、無事に出産するまでに色々なケースが考えられるので、妊娠が分かった時点で、早めの入院準備をしておくようにしましょう。
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