お腹の中の胎児とママを結ぶへその緒は、胎児がママからの栄養や酸素を受け取るための大切な役割があります。
出産のときにその一部をもらい、木箱に入れて大切に保管している人も多いのではないでしょうか。
実はこのへその緒は、赤ちゃんがお腹の中で動き回ることで、結び目が出来てしまうことがよくあるそうなのです。
・へその緒にキレイな結び目が出来ることが!
胎児と母親を結ぶへその緒は、出産と同時に医師によって切られることになりますが、このへその緒の状態はいろいろなんだそうです。
このアメリカのケースでは、出産のときに医師から父親が呼ばれ、写真でぜひ残しておくようにと言われたそうです。
父親が生まれてきた男の子を見てみると、へその緒にキレイな結び目が出来ていたと言います。
誰かの手で結ばれたようにできたへその緒の結び目が、ネット上で公開されています。
かなり珍しいケースなのかと言えばそうでもないようです。
このようになってしまうのは、ママの体内で赤ん坊が動き回ってしまうからです。
結び目が緩い場合には特に危険もなく安心なのですが、これがきつくなってしまうと問題です。
へその緒の結び目がきつくなってしまうと、胎児に栄養や酸素が行き届かなり、これで流産になる恐れもあります。
このアメリカの赤ちゃんのケースでは、特に問題もなく、元気な男の子が誕生してすくすくと育っているそうです。
・結び目が出来るということは早い段階で!?
日本でも、へその緒に結び目が出来ていたということで、これは珍しいと写真を撮る人が多いようです。
へその緒が胎児に絡まっていることは良くありますが、キレイな結び目は、やはり医師もパパを呼んで写真を撮るように言うくらい、なかなか見られないことのようです。
元気な赤ちゃんであるほど、ママのお腹の中でも元気に動き回るのでしょうが、キレイな結び目が出来るということは、つまり、へその緒のループの中をくぐっているということです。
ですから、早い段階でないとループはくぐることはできないはずです。
お腹の中で元気に育ってくれているのは嬉しいけど、やはり結び目が出きてしまうと心配ですね。
Photo by mulan