出産は何時間も、人によっては1日がかりで行われる一大イベントです。
痛みに耐えなければならず、しかもどんどん強くなる痛みを和らげるために持って置くといいアイテムをご紹介します。
・テニスボール
テニスボールがいいと勧める助産師さんは非常に多いですが、その理由はいきみ逃しにあります。
出産できるのは子宮口が10cmになってからですが、子宮口が8cmくらいになると赤ちゃんもどんどん下がってきていますからいきみたくなります。
しかしまだいきんではいけないので痛みに耐え、いきみも耐えなければなりません。
その時テニスボールで肛門付近を押さえるといきみ逃しにちょうどいいと言われているのです。
また陣痛で腰が痛くなるタイプの人も腰をテニスボールで押さえておくと腰痛を和らげられると言います。
・ストローつきの水分
陣痛の痛みに耐えているとほとんど気づかないのですが、大量の汗をかきます。
その量は想像以上で、脱水症状を引き起こしやすくなります。
ですから水分補給をしながら出産に備えるのが大切ですが、ペットボトルにすると横を向いたまま飲むことが難しいのでストローつきのマグボトルなどを用意するといいでしょう。
またまだ陣痛が弱く、お腹に食べ物を入れられるようなら出産に備えて体力を備えておくことも大切ですから、エネルギー源となる糖質を含むものなどを用意しておくのもお勧めです。
出産は長丁場ですし、初めての方は15時間くらいかかるのが平均とされています。
2回目以降の人でも10時間近くかかる人がいると言うことですから、用意できるものを準備しておきましょう。
Photo by Government of Alberta