新生児の時期だけ行う沐浴をママが担当するという家庭も多いでしょう。
ですが実はパパが沐浴を担当した方がメリットは大きいという声も多いようです。
・手が大きいから安定する
個人差はありますが、ほとんどのパパはママよりも手のひらが大きく、また厚みがあるため赤ちゃんの頭を乗せたときに安定します。
沐浴ではまだ一人では座ることも寝返りを打つこともできない赤ちゃんをお風呂に入れます。
親は左手で赤ちゃんを支え、右手で赤ちゃんの頭から体までを洗う必要があります。
もちろん湯船に入れるときは両手を使いますが、その後は左手だけで支えますから、パパのように手が大きく安定するというのは沐浴をするうえでとても役立つのです。
・パパとしての自覚が芽生える
パパは赤ちゃんを育てているうちに父性が芽生えると言います。
ママと違いお腹の中で赤ちゃんを育てるわけではないので、赤ちゃんが実際に目の前にいて、赤ちゃんの成長を見るうちに父親としての自覚が芽生えることが多いというのです。
しかしママとしては早く父親としての自覚を持ち、赤ちゃんのお世話に積極的に参加してほしいでしょう。
そこで沐浴をパパに任せてみると、あまりに頼りない赤ちゃんの軽さと体の柔軟さに、守ってあげなければという思いが芽生えやすくなり、父性も育ちやすくなると言われています。
パパが沐浴を積極的に行うというのは、パパが赤ちゃんとのコミュニケーションをスムーズに取る上でも役立ちます。
ママもパパが沐浴に自主的に参加できるよう、促してみてはいかがでしょうか。
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