小学校受験では、学力はもちろんですがもっとも重視されるのが面接です。
いくら学力が高くても、面接で失敗をしてしまったら合格はできないと言っても過言ではありません。
このため面接試験の練習も必要になりますが、このとき、以下の3つのポイントを意識するようにしてください。
1)学校の教育方針を知っておく
特に学校の教育方針と家庭においての方針が一致していることがもっとも大切ということを知っておきましょう。
面接では、志望動機や学校の教育に対して期待すること、家庭ではどのような教育をしているか、子どもの長所や短所、園の先生の子どもに対する印象、子どもの好きなことや得意なこと、休日は何をしているかなど学校や子どもに関するさまざまな質問があります。
もちろんどれも事前にきちんと答えを用意しておかなくてはいけないのですが、答えというのはありのままが良いということではありません。
ここでも、受験する学校の校風や教育方針をしっかり踏まえた上で、答えを出すようにしましょう。
2)親についての質問もある
また、親に関しての質問もあります。
趣味や特技、関心のある社会問題、昨今の教育問題に対しての意見、夫婦間のコミュニケーション、子どもとの関わり方などを聞かれるのが一般的です。
この質問に関しては、学校との関わりというより、どのような家庭で子どもが育ったかを知ることが重要なので、具体的に答えられるようにしてください。
3)入学への意思がチェックされる
曖昧な答えや学校任せのような中途半端な態度は避けましょう。
本気でこの学校に入って学びたいという強い意志を持って面接に望んでいるか、ということもチェックされるので、その意志をしっかりアピールしましょう。
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