小学校受験を考えているママさんもいるでしょう。
幼稚園を卒園したら、地元の小学校には通わず、私学や公立の小学校を受験して、高度な教育を受けさせたいと思っている家庭も多いようです。
しかし小学校受験とは一体何を準備すればよいのでしょうか?
まずは集団生活の大切さを教えてあげることが必要です。
これは幼稚園や保育園に通っていれば身に付きますし、最近は縦割り保育の時間も多く、年上のクラスの児童が下のクラスの面倒を見ることで、コミュニケーション力も高まります。
また絵本は読み聞かせを充分にさせ、自分で読める絵本なら、子供自身で音読させるのもよいでしょう。
とにかく文字に慣らすことも大切ですが、その本をよんでどんな感想を持ったかということも大事になりますから、それを聞いてみましょう。
この絵本はどうだった?どんなシーンが印象に残った?読み聞かせができなかった一人読みの場合はあとから聞いてみると良いですね。
また自分ができることは自分でするというルールを身につけましょう。
着替えはもちろん、明日の日の準備までを自分ひとりでやらせましょう。
時には着替えがうまくできなくて泣くこともあるかと思いますが、それは根気強く待ちましょう。
泣いても解決しないと分かると子供は一生懸命自分でなんとかするものです。
意外に、大人が思っているより子供はタフなのです。
このようにお受験対策には色々な対策がありますが、特別意識して行うことはないと思います。
基本的に、自分のことは自分でできる、集団生活がうまくできる、社会のルールを守れている、他人を思いやれる、といういたって普通の、誰にでもできることがしっかりできていれば問題ありません。
お受験のために何万円もかけてスクールに通わせている家庭もあるでしょうが、何万円もかけなくともお受験に合格することは出来るんですよ。
Photo by Randen Pederson