アスリートでも下の子ほど成績を残していると言われているのですが、一般的に兄弟が同じ習い事をすると下の子の方が才能を発揮しやすいと言われているみたいです。
・下の子は見て覚える
下の子と上の子では知能や体力が違いますから、最初は全く違うレベルでスタートします。
また上の子が先に習い事を始めて後から下の子が入ってくると言うこともあるでしょう。
そうすると下の子は自分に必要な基礎を身に着けながら上の子がしていることを見て同時に覚えますので、すぐにレベルアップするようになります。
吸収力が高い時期ですから上の子の学んでいることも自分が今学んでいることも両方身に着けてしまうのです。
だから下の子は上の子と一緒に習い事を始めると上の子をお手本として才能を発揮していきやすいと言うことです。
・上の子の成績を知っている
上の子が習い事でどのような成績を残しているか下の子はよく見ています。
そしてその成績如何で親や周りからどのような評価を受けるかも知っているのです。
たとえば学習塾で上の子がいい点数を取ったとしたら親は褒めてくれますし、逆に悪い点数だともう少し頑張りなさいと言われ落ち込んでいるところを見ています。
スポーツなら勝てばうれしい、負ければ悔しいと言う上の子の姿を見ているのです。
ですから結果によって自分の気持ちや周りの評価が変わることを知り、頑張ればうれしいし周りも認めてくれることを認識して成績を残しやすくなるということです。
もちろん上の子の方の成績がいいと言う兄弟もいますからすべての兄弟関係に当てはまるわけではありません。
しかし下の子の方が上の子よりも成績を残しやすいと言うのは一般論として大いに関係があるようです。
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