少子化の現代では、子供の教育にお金をかける親御さんも増えていますし、将来のために小学校からお受験をする家庭も多くなっています。
エスカレーター式の学校であれば、中学生や高校生になって受験をする必要もありませんので、高学歴にしてあげるには小学校から私立に通うのが一番の近道とも言えます。
ですので、小学校お受験はどんどん加熱していますが、子供はそれほど受験の必要性を理解できません。
中高生のように、自分にとって私立に通うことが将来的に必要であるとわかっていれば、事前にしっかり対策をすることができますが、未就学児の場合だと、親の言いなりになっているだけなので、面接時などには親と子の意識の違いが明確に出てしまうことが多いようです。
どんなに礼儀を教え込んでいても、敬語がきちんと使えたとしても、服装を整えていても、親子の意思の疎通が出来ていなければ受かることは出来ません。
ですので、面接対策では、ママとパパが言うことと子供の意見がずれないようにしっかり教え込んでおきましょう。
家庭の方針やその学校に入学したい理由などを共有できるように、親の考えを聞かせておきましょう。
また、自分のことや毎日の生活のことなどがきちんと話せるようにしておくことも大事です。
面接時の質問は学校によって違いますが、幼稚園は何組なのか、好きな遊具は何か、お父さんとお母さんはどんな話をしているか、など細かいことをいろいろと聞かれます。
ここで詰まってしまうと不合格になってしまうので、事前にいろいろな種類の質問をやり取りしてしっかり答えられるようにしておきましょう。
Photo by James Emery