子供がある程度大きくなったら、自分でおもちゃをお片付けしてもらいたい、と思いますよね。
3歳から6歳くらいがお片付けを覚える時期ですが、このとき、お片付けしやすい環境を作ってあげることがポイントとなります。
1)おもちゃをグループ分けする
漠然とお片付けをするように子供に言っても、子供はどのようにしたらよいのかがわからず、上手にできないことが多いため、まずはおもちゃをグループに分けてみましょう。
本とおもちゃを区別した上で、おもちゃもぬいぐるみ、ブロック、電車と車、文房具というように分けて収納するように考えます。
2)収納場所も番号やシールでグループ分けする
さらに引き出しには番号をふったり、動物のシールを貼ったりして、おもちゃの居場所を作るように工夫をすると、子供はそのグループのおもちゃのお家がどこになるのかを認識してくれます。
お片付けをする時には「このブロックのお家はどこ?」というように声をかけてあげれば、子供が自分で棚や引き出しに入れるようになります。
3)子どもに手の届く収納にする
お片付けの環境を整えるためには、収納を子供の手が届く範囲にすることも重要で、そのほかにも子供が見やすいように引き出しではなく棚に並べる収納にすることも効果的です。
子供の性格を考えて、きちんと並べることが好きな傾向を持っていれば見せる収納にしてみることもよい方法だと思われます。
最初のうちは引き出しにぽんぽんと投げ込むだけでも、グループ分けができていれば、褒めてあげるようにしましょう。
子供のお片付けは、失敗したり、できないことがあっても叱るのではなく、環境作りを工夫したり一緒に考えることがポイントですね。
Photo by Personal Creations