子育てをしている女性の多くが腰痛の悩みを抱えているようです。
育児中は赤ちゃんを長時間抱っこしたりおんぶしたり、さらに出産後の骨盤の歪みもあるので、腰への負担が大きくなります。
毎日の生活の中では、赤ちゃんの抱っこなどは避けられないですが、ちょっとした習慣が腰痛の原因となっていることもあるので、それらを意識して改善したり、自分でもできる簡単な腰痛体操をすることで、腰痛を改善したり、悪化して慢性化するのを防止することができるでしょう。
腰に悪い習慣についてですが、中腰でものを拾ったりおむつを替えたりすることです。
中腰は腰にはとても負担が大きいので、床のものを拾うときは、面倒でもしゃがんだ方がよいでしょう。おむつ替えはできるだけベビーベットの上などではなくて、床に座布団などを敷いてから、腰がラクな姿勢で行うようにしましょう。
また姿勢が悪い状態での授乳も腰には良くないですね。
どうしても授乳中には、ソファの上で背中が丸くなってしまったり、横座りをしがちですが、これは腰痛の大きな原因となるので要注意です。
まっすぐ上に頭を引っ張られているような意識で背筋をのばし、しっかりと厚みのある授乳クッションを利用して、授乳する習慣をつけましょう。
では毎日１分程度でできる腰痛体操をご紹介しましょう。
まずうつ伏せになり、ひじや手のひらも床につけておきます。
そして息をゆっくり吐きながらひじを伸ばして、おへそが床から離れる状態になるまで、体を反らしていきます。
背筋がピンと伸びた状態を意識しながら１分くらいそのままキープしましょう。
たったこれだけの体操ですが、腰痛にはかなり効くので試してみてくださいね。
Photo by Loren Kerns
