子育ては大変なことです。
人間を1人育てているというのですから、ペットとはワケが違います。
特に専業主婦ともなると、外出する機会も減り、子供と一対一の状態が続きます。
「孤育て」とも呼ばれる、現代の子育て。部屋で1日中ベビーと二人きり、誰とも会話をしない、というケースが多く、それは気楽なようでいて、実は非常に大きな精神的ダメージが蓄まってしまうのです。
子供と過ごす時間は楽しいはず、可愛いはずなのに、精神的な疲労がたまり、孤独感やイライラ感がつのります。そこにストレスを感じないと思うママは殆どいないのではないでしょうか?
このストレス解消のために主婦が気軽に走ってしまいがちなのが、食べることです。
いつの間にか子育て中の専業主婦はぷくぷくに太ってしまいがちです。
ストレスで食べることに走っているのであれば、まずは根本にあるストレスを解消することが最優先です。
自分がノイローゼになりかけているかも、と思った時には、ベビーを連れて、少し外に出て風にあたってみましょう。
行けるのであれば、公園まで行ってみましょう。
それだけでも大分違います。
ベビーと一緒のお出かけは、運動にもなりますから、余分なエネルギーを代謝することができます。
気分転換にもなり、うつや虐待のリスクも軽減できるかもしれません。
また一人で育てるのではなく地域で育ててもらえるように、日頃、隣近所の方と仲良しになっておくと良いですね。
抱っこ紐に入れる大きさになった子供なら、抱っこ紐にベビーを入れて、ウォーキングなど始めてみましょう。知らないお年寄りに話しかけられたりすると、最初はうっとおしく感じることもあるかもしれませんが、外に出て大人と会話することは、ママの気晴らしに効果的です。
Photo by Neeta Lind