子育てをする環境としてマイホームと賃貸住宅ではそれぞれにどのようなメリット、デメリットがあるのか知っておくと、住宅を選ぶ時の参考にすることができます。
マイホームであれば、騒音の問題をほとんど気にしなくてよいということがあるため、のびのびと子どもを育てられるというメリットがあります。
子どもの人数や成長に合わせたリフォームも可能で、資産価値や安心感を得られるということもあり、やはり人気が高いと考えられます。
ただ、マイホームにはデメリットもあり、住宅ローンのほかにも維持費がかかったり、収入が減少した場合にも住宅ローンの支払いを行わなければならないといった点が挙げられます。
また、子育てをしている家庭では、住み替えを検討した場合にはマイホームでは簡単にいかないことが多くあります。
一方の賃貸住宅であれば、リフォームはできないものの、子どもの成長や仕事の都合に合わせた住み替えに対応することが可能です。
また、維持管理をする場合も、管理費を納めれば自分で行わなくてよいということがほとんどなので、メンテナンスの部分が非常に便利に済ませられるというメリットを持っています。
賃貸住宅のデメリットを考えた場合には、子育てを終えた老後にも賃貸料を支払わなければならなかったり、バリアフリーへとリフォームができなといったことが挙げられます。
子育てという視点から考えた場合には、それぞれの住宅にメリットやデメリットはありますが、経済的な問題や将来的なことも含めて決めていくとよいと考えられます。
Photo by Donnie Ray Jones