育児の際、父親がやってはいけないことが5つあります。
これをしてしまうと、夫婦で育てた愛情も冷めてしまいますから気をつけましょう。
1つ目はパパも子どもになることです。
たとえば靴下はどこか、ご飯はまだか、など、自分でできることを奥さんに押し付けるのです。
見て確認できることも聞いてくるので、うんざりしているという奥様も多いようです。
2つ目は母親の家事や育児を責めることです。
母親も人間ですから、責められたりけなされたりすると、落ち込みますし、自分は何をやってもだめな人間と思うようになってしまいます。
せめて解決することなど何もありませんし、母親は育児に関しては病院で指導されたことも行うことが多いので、何も知らない父親に口出しされたくないのです。
しかも、肝心なところで口を出してきて、今までのしつけをだめにしてしまうこともありますから、家事を妻に任せているなら任せる、手伝えることは手伝うなど、協力する姿勢が大切です。
3つ目は自分の母親と妻を比較することです。
はっきり言えばご主人のお母さんは育児と家事のプロです。
何十年もご主人を育てたのですから、その味、性格がご主人の体にしみついています。
しかし、付き合って10年もたたないような妻の味や性格はそこまで染み付いていません。
それなのに比較され、自分を下にされると、さすがの妻も怒ります。
4つ目は子どもを邪魔にすることです。
夜泣きやミルクでなくたびにうるさいと怒鳴る、別の部屋で寝ようといっても自分が邪魔者にされていると理不尽なことを言ってくるのです。
5つ目はもっともしてはいけないことで、暴力です。
女性や子どもは弱い生き物です。
力のある大人の男性にはかないません。
鬱憤を晴らすために妻に暴力を振るう、やがて矛先が子どもに向かってしまうようでは、家族とはいえませんし、恐怖政治でしかありません。
この5つを胸に、温かい家庭づくりをしてみませんか。
Photo by Bigstock