子どもにはたくさんの絵本を読んであげたいですね。
ママが読む絵本を子どもは食い入るようにして見てくれるものです。
絵本を通じて、ママと子どもはコミュニケーションを取ることが出来ます。
何より絵本には、さまざまなストーリーがあり、子どもの想像力をかきたててくれるものです。
日本で出版されている絵本の数は、7500冊にものぼると言われています。
この中で絵本を選ぶのは、とても大変なことですが、長い間、読み継がれている普及の名作もあります。
子どもが楽しめる、興味を持つ絵本には、いったいどんな特徴があるのでしょうか。
「おおきなかぶ」や「ぐりとぐら」「おつきさまこんばは」「はらぺこあおむし」などの絵本は、子どもに大人気ですが、出版された年を見てびっくりします。
ママが生まれるよりもずっと前に初出版された絵本が、今の子どもたちにも大人気なのです。
毎年、新たに出版される絵本は、2300冊もあると言われているのですが、その中のほとんどは、子どもたちには知られることなく、また子どもたちに受け入れてもらうことができずに、初版だけで休版、絶版となってしまっています。
10年、20年、30年、40年と、長い間、読み継がれている絵本には、何か子どもの心を捉える魅力があるのです。
子どもが興味を持つ絵本の多くは、ロングセラーの絵本が多く、ママ自身も子どもの頃に読んでもらっていた、という絵本がたくさんあるのではないでしょうか。
懐かしい思いで、自分の子どもに絵本の読み聞かせをしているママも多いことでしょう。
ロングセラーの絵本の多くは、単純なストーリーながらも、読んでいる時に心地よいリズムがあったり、絵に独特の温かみがあるものです。
何度読んでも飽きずに読むことができるという不思議な魅力が、子どもが興味を持ち続けるロングセラーの絵本にはあるようです。
Photo by Harald Groven