子供というのはなぜか虫が大好きで、男の子はもちろん女の子でも虫好きな子がいたりします。
夏にはカブトムシやクワガタ、カメムシ、カナブン、秋ならバッタや鈴虫、中にはみみずや毛虫でも可愛いという子供もいます。
ただ好きというだけなら問題ありませんが、ママにとって困るのは、虫を捕まえたり飼おうとしたりすることではないでしょうか。
いくら「飼うなら責任をもって面倒みなさい」と言い聞かせても、子供の興味は次々に移っていくので、違う虫を捕まえてきてしまいます。
中には虫好きなママもいるかもしれませんが、ほとんどの場合、ママというのは虫は全般的に好きではありませんよね。
飼うとなったら世話をするのはママですから、子供の無邪気な「好き」という気持ちを邪魔したくはないものの、やっぱり飼ってほしくないというのが本音でしょう。
そんな虫好きな子供を否定せず、上手に付き合っていくには、本で好奇心を満たしてあげるのがオススメです。
虫の顔の本や世界の変わった虫の本など、虫に関する本はたくさんありますし、実際に写真などを見れば、虫に対しての好奇心もしっかり満足させられます。
図書館などには虫の本が揃っているので、毎週毎週違う本を借りれば、飽きっぽい子供でもいつまでも楽しむことができます。
視覚で満足すれば、「捕まえる」という行為を我慢することも出来るようになるので、とにかく一緒に虫の本を読んでみてください。
その上で、捕まえるにしても必ず1匹という取り決めをしたり、きちんと世話が出来なければ逃がす、ということを実践していくとママへの負担も軽減されるでしょう。
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