子どもも大きくなってくるといろいろな事を学習しますので、時には悪い事も覚えてしまいます。
今までは話しかけたり何か用事を頼んだりすると、ハイといいお返事ができていたのに、突然返事をしなくなる事があります。
返事をしなくなるにもいくつか理由はありますが、まずなぜそうなったのか原因を考えてみましょう。
子どもはパパやママの行動をとても良く見ています。
パパとママが何気ない会話をしている時、ついテレビに夢中になり上の空で返事をしてしまったり、パソコンやスマフォに夢中で返事をしなかったりしていると、それを見て真似をするので返事をしなくても良いと思い込んでしまいます。
子どもは親を真似る事が多いので、パパやママも子どもには悪い見本を見せないようにちょっとだけ注意してみましょう。
自分に都合が悪い事があると聞こえないふりをする事もあります。
こういう場合はそのままにしておくと、子どもにとっても良い事ではありませんので、きちんと返事をするように注意しましょう。
ただし大きな声で感情的に叱るのではなく、毅然とした態度で真剣に言い聞かせるのがポイントです。
親が本気で叱っているかどうかは子どももすぐに気づきますので、時には本気で叱る事も大切です。
返事や挨拶は家族のコミュニケーションにも大切ですし、園や学校でも大切な事と教えてあげましょう。
パパやママも子どもが何かを話してきた時は、きちんと返事をしていいお手本を見せてあげるのも大切です。
Photo by James Jordan