反抗期の対応に悩む親はとても多いです。
実は親自身も赤ちゃん時代反抗期を過ごしてきていますが、周囲の大人がどのような対応をとったのか覚えていません。
特に小さい頃のいやいや期は育てた親もどう接したのか覚えていないことから、どう接したらいいのかわからない親も非常に多いです。
・小さい頃はまずは自分でやらせてみる
小さい頃の反抗期は自分でいろいろなことができるようになったことからくる興味であることが多いです。
その為、いやいやが始まったら叱ったりイライラしたりせず、まずは自分でやらせてみましょう。
時間に余裕がなかったり、気持ちに余裕がないとついついイライラしたり怒鳴ってしまいがちですが、子供の興味は長続きしません。
自分でできないとわかればあきらめるので、まずはやらせてみましょう。
興味を持つようであれば自分でできるようになるように教えます。
子どもは物覚えが早いので自分が興味を持ったことであれば数回で覚えます。
冷静に見守ってあげて、興味があるようであればサポートしてあげることで子供はいろんなことを学んでいきます。
・反抗期は親との精神面でのコミュニケーション
小さい頃のいやいや期にしても、中学校ころの本格的な反抗期にしても、何もできなかった自分から、何かができる自分への変化の時期です。
今までできなかったことを自分でしてみたいという気持ちを、親に反抗する形で伝えているのです。
その為、親も子どももイライラしがちですが、子供が成長しようとしている証拠ですから、親は気持ちをゆったりと持って、子供の心に耳を傾けてください。
子どもの反抗の度合いは、親の反抗に対する態度で違ってきます。
親が子供の意見も尊重し、子どもを信じて穏やかに接すれば子どもの反抗も少なくて済みます。
子どもの反抗期をお互いイライラしないで過ごせるかどうかは、親と子供の精神的なコミュニケーションに影響されるのです。
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