夏休みに入ればプールに海にキャンプにと、たくさん予定を立てる家庭も多いでしょう。
そんな楽しい夏の家族イベントで気をつけたいことといえばやはり日焼け対策です。
日焼けをすると将来皮膚がんの発症リスクが高くなる、シミの元が増える、などという話もありますが、赤ちゃんや子どもの皮膚は非常に繊細ですから紫外線を浴びて水ぶくれのようなひどい日焼けを起こすと大変です。
その後のケアはもちろん、かきむしって水泡がつぶれてしまえば感染症の心配も起こりますから皮膚科で正しい治療を受けなければなりません。
忘れずに日焼け止めをこまめに塗るようにしましょう。
それから水分補給も大切なことで、子どもは大人よりも体積が少なく水分の必要量が多いため熱中症や脱水症状を引き起こしやすいです。
熱中症、脱水症状になると命に関わる重大な危機に瀕することもありますから、こまめに水分補給をするようにしましょう。
水分補給をするときはミネラル分の多い麦茶やスポーツドリンク、あるいは経口補水液などがお勧めです。
お水だけでは奪われていく塩分が不足しますので、塩分を含むものやミネラル分を含むものをあげるようにしてください。
そして何より気をつけたい夏の事故ですが、海やプールでは監視員がいるとは言っても最終的に子どもを見るのは親になりますから、深いところに一人で行かないようにする、高波に注意するなど目を離さないようにしましょう。
話を理解して行動に移すことができる子どもであれば、事前に海や川の危険性、鉄砲水のことなどを話し、安全に遊べるようにするといいかもしれません。
せっかくの楽しい夏なのですから、海や川遊びを思いっきり楽しめるよう、気をつけることを覚えて対処してみてください。
Photo by Kelly Sue DeConnick