ポカポカ陽気の日には、子どもと一緒に近くの公園で遊ぶのが一番ですね。
子ども用の遊具や砂場もあって、家ではできない遊びが公園ではできます。
しかし、子ども用に作られた遊具だからといって安心してはいけません。
使い方を誤ったり、ちょっとした不注意で、事故に繋がるケースもあります。
就学前の小さな子どもを連れて公園に行くと、同じような年齢の子どもを連れたママがいるものです。
そんなママ達との話が弾むこともありますから、ついつい子どもたちから目を離してしまうこともあるでしょう。
でも、そんな少しの間、目を離した隙に子ども達の事故が起こります。
例えばシーソーなどには接続するための金具や、ブランコには手で持つ部分の金属製の鎖がありますが、これが凶器となってしまうことがあります。
遊具の留め具や鎖に指を挟まれてしまう子どもが多くいるのです。
事前にこのような留め具や鎖は、危ないものだということを言って聞かせておくことが大切です。
また、ブランコは漕いで遊ぶものですが、一度勢い良く漕ぎ始めたら、すぐには止まらないものです。
小さな子どもがブランコに近づくことも多く、ブランコに強打する事故も多いです。
一度ではなく、さらに勢い余ったブランコに複数回、強打してしまうこともあるので、漕いでいるブランコ近くには行かないよう、言って聞かせたり、また大人が注意して見ていましょう。
他にも炎天下の滑り台も注意が必要です。
直射日光に何時間も照らされた遊具は、かなりの高温になっていますから、もしも子どもが半ズボンなどで滑ってしまえば大やけどをしてしまいます。
暑い日に遊具で遊ぶ際には、大人が事前にチェックすることを忘れないでください。器具が破損していて大けがにつながることも。
他にも、年齢や能力に合っていないアスレチックに挑戦をして落下する事故も多いですし、木のベンチに腰をかけると、木材のトゲが手や足に刺さってしまうこともあります。
公園にはこのように気をつけることがたくさんありますが、事前に知っておけば簡単に防げるものばかりですから、しっかり公園で遊ばせたいですね。
Photo by Timothy Marsee