3~6歳の間は小学校に行く前に家族と一緒にいろいろな事を学ぶ時間でもあります。
保育園や幼稚園に通い、集団生活がどういうものかを学ぶ事もできますが、好奇心旺盛なこの時期は見るもの聞くものすべて新鮮で、子どもにとって外の世界はキラキラと輝いて見えるのかもしれません。
パパやママと一緒に外出した時も、繋いでいる手を振りはらって、興味のある物のところに駆け寄るという行動もよく見かける光景です。
そこが子どもにとっても親にとっても、安心して遊べる場所なら問題はありませんが、例えば車の多い道路沿いだったらどうなるでしょうか?
実際に歩行中の交通事故は少なくありませんので、パパやママが車の危険性や道路で飛び出してはいけない理由を話して聞かせてあげる事が大切です。
車でどこかに出かける時にも事故が起こる可能性はあります。
小さい子どもは後部座席のチャイルドシートに乗せますが、きちんと固定されていないと急ブレーキや急発進をした時に、チャイルドシートがずれて怪我をするので注意が必要です。
最近の車はほとんどがパワーウィンドウなので、子どもが興味本位で窓の開け閉めをしていて、手や顔が挟まってしまう事故もあります。
スイッチボタンを勝手に触らないことを徹底させたり、チャイルドロックをかけたり、子どもと一緒に車に乗る場合は、安全性を確認してあげましょう。
また、公園の遊具はメンテナンスされていたり、危険のないよう設計されているものの、状態が悪くてガタついたり、金具が飛び出している部分はないか、毎回大人がチェックした方がよいでしょう。
正しい使い方をしないと危ないことはもちろん、ブランコの近くを歩かない、とがった部分に気をつける、滑り台の柱に頭をぶつけない、など、公園遊びでよく起こり得るケガなどについて、何度でも声かけする必要もあるでしょう。
Photo by Eric Lewis