子供たちが1日の大半を過ごす幼稚園や保育園ですから、日常的に何かしらの事故やトラブルは発生するものです。
お友達とのトラブルや些細な事故は多発しているのですが、具体的にどんなことが起こっているのでしょう。
幼稚園や保育園で起こりがちな事故やトラブルは、家庭内でも起こりやすいことですから、事前に知っておけば安心です。
・保育園でよくある事故やトラブル!乳児の頃に起きやすいことは・・
生後5か月未満の新生児で最も注意すべきことは窒息です。
短時間で命にも関わる可能性があることなので、保育園ではお昼寝中にもこまめに赤ちゃんの様子を見て回っています。
生後半年くらいになると、寝返りや手足の動きが活発になるので、ベビーベッドでの落下の危険性が出てくるので注意が必要になります。
生後9か月くらいになるとお座りやつかまり立ちが出来るようになり、ハイハイで移動もできるようになります。
いろんなものに興味が出てくる時期なので、お友達の洋服のフードを引っ張ったりなど、衣類の装飾全般に触ったり引っ張ったりでの事故が多くなります。
できるだけ飾りのない洋服を選ぶことで、無用なトラブルが回避できます。
・2~3歳児のことばのコミュニケーションが増える頃に起きやすいトラブルは・・
2歳を過ぎた子供たちは身体能力も上がり動きも大きくなるので、事故やトラブルの頻度は下がるものの、大きなケガにつながりやすいです。
ことばによるコミュニケーションも上手になってくるので、お約束も少しずつできるようになります。
危険な遊具のある場所には先生と一緒に行こうね、などと言葉がけをして見守る保育も増えます。
お友達との関わり合いの中でのトラブルも出始める時期で、お互いの主張がぶつかり、些細ないざこざにつながるケースも増えます。
状況に応じて先生が仲裁に入ったり、子ども同士の判断にゆだねたりと、その時の状況に応じた対応をしています。
家庭で過ごす時や公園、児童館でお友達を遊ぶ際にも参考にしてください。
Photo by Norihiro Kataoka