育ち盛りになると、周囲の子供たちとのコミュニケーションが図れるようになり、狭い家での遊びより公園など広い場所での遊びが増えてきます。
それと同時に公園などでの事故も起きやすくなります。
・公園で起きやすい事故
まずは遊具を正しく使わないことによる事故です。
ブランコなどに夢中になりすぎて、落ちてしまったり、滑り台をすべるほうから上ってきて、滑ってきた他の子供にぶつかってしまったりという事故があります。
また、出かける際着て着た服が遊具に引っかかってけがをする事故も多いです。
さらに、公園内に落ちていたごみを口に入れてしまったり、つい公園から何かを追いかけていなくなってしまう事故なども多いです。
・自分たちでできる対策
まずは子供から目を離さないことが大切です。
子供は親がちょっとでも目を離した瞬間にいろんなことをします。
今は子供を放置してスマホなどを眺めている親も多いですが、それは絶対やめましょう。
公園で遊ぶときには遊具の正しい使い方を覚えさせます。
また、遊具に引っかかり安い服装も禁物です。
マフラーやフード、リボンなど飾りの多い服は避けましょう。
子供の脚の成長は早いからとややゆったり目の靴を履かせている人も多いですが、脱げやすい靴で遊んでいると思わぬ転倒を招いてしまうため注意が必要です。
髪の長い女の子は遊ぶときに邪魔にならないように結んで遊びましょう。
お団子にすると髪の毛の先端が引っかかることもなく安全です。
今では公園の事故を防止するため、遊具を外してしまう公演も増えています。
しかし、親の工夫と努力次第で防げる事故もあるため、公園を楽しく使うためにもしっかり予防対策を講じることが大切です。
Photo by Donnie Ray Jones