産後クライシスが原因で産後離婚に至るケースも増えています。
これは様々事情も絡み合っているのですが、ホルモンバランスの変化という自身でもコントロールできない事が原因なので、どうにもならない部分もあるのです。
ただし夫婦関係や個人差も大きいので、産後も普通に生活出来る人もいますし、産後クライシスで離婚という選択肢を選ぶ人もいます。
産後クライシスになりやすい人の特徴としては、いくつかありますが、神経質で完璧主義の人は、育児にも手を抜かず、丁寧にやろうとするため負担が大きくなる傾向があります。
赤ちゃんは泣くのが仕事、泣かせっぱなしでも死にはしない、とざっくり構えると気分も変わります。
赤ちゃんは意外と丈夫なので、育児書通りに徹底したりしなくても大丈夫なのです。
また、夫に過度の期待をする人も産後クライシスになりやすいかもしれません。
イクメンがいい夫と思われるようになってから、産後クライシスが増えているのも、夫に過度の期待をする人が多いからだと言われています。
期待が大きい分、夫が期待に応えてくれない時の落胆も大きくなり、それが原因で夫に対する愛情も冷めてしまうのです。
夫に対する期待をしない事も産後クライシス対策の一つです。
中には育児に積極的に参加したいと考え実践する男性もいますが、実際は自称イクメンがほとんどです。
パパの過信もママをイラつかせる原因になりやすいので注意してください。
マニュアル通りにはいきませんが、ある程度シミュレーションをしておくのも良い方法です。
パパにはどんな時にどういう協力やサポートをして欲しいかなども、予め話し合っておきましょう。
多くの場合パパは怠けているわけでも子どもに愛情がないわけでもなく、自分が何をしていいかわからないのです。
ママがして欲しい事をきちんと伝えておけば産後クライシスも乗り切れるでしょう。
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