女の子はぬいぐるみや人形をプレゼントすると喜んでくれますが、たくさんあるぬいぐるみや人形の中でも、特にお気に入りだった物は大人になってからも忘れないものです。
子どもの頃に持っていた人形やぬいぐるみを、大人になってからも大切に保管している人もいますが、時間の経過とともに劣化するおもちゃもあります。
それでも思い入れのあるぬいぐるみは、見たり抱っこしたりするだけでも当時の記憶が蘇る事もあります。
女の子は視覚から入ってイメージを膨らませるのが好きです。
目から入る印象が残りやすい傾向があるので、お人形やぬいぐるみはプレゼントにも多く選ばれています。
もらうだけでなく、名前をつけたり、一緒に眠ったり、おままごとしたり、たくさん遊ぶことで、手触りや楽しい時間が心に刻みつけられていくでしょう。
好きな食べ物など、細かい設定を考えて、イメージをふくらませて遊ぶのも大好きなようです。
個人差もありますが、アニメのDVDを見るのが好きな子も多いでしょう。
たくさんある物語の中でも、お気に入りだった話は大人になってからも意外と覚えているものです。
このシーンを見たときにこう思ったとか、このシーン大好きだったなと見返すだけでも懐かしさがこみ上げてきます。
セリフを覚えるほど見ても、毎回新鮮で発見があるものなのです。
また、寝る前に読んでもらう絵本は思い出に残りやすいかもしれません。
パパやママのひざの温もりや、おだやかな声など、大人になっても心の奥に残るでしょう。
読み聞かせは親子の信頼を深めるふれいあいの時間でもありますし、子どもの言葉を発達させてくれる効果もあります。
ただし大人が押し付けるのではなく、子どもが自ら進んで選ぶ事も大切です。
毎日同じ絵本でも子どもが望むなら、パパやママも根気強く付き合って読み聞かせをしてあげてください。
モノは時間の経過とともに劣化していきますが、幼少期にたくさん遊んだ大好きなおもちゃや絵本は、一生心の中に灯ります。
Photo by Jesse Millan