昔から満月の夜にお産が多いと言われています。
実際に満月の夜に出産が始まったという先輩ママもたくさんいて、分娩室や助産院などには月の満ち欠けのカレンダーもあります。
月の満ち欠けとお産には、どのような関係があるのでしょう。
満月の前後にはお産が多くなったり、入院中の妊婦さんでもお腹が張りやすくなるなどの話しはたくさんあるようです。
お産に至らない場合でも、満月の前後には入院する人が増えたり、張り止めの薬が必要になる人が増えるなど、満月の夜にはやはり他の日とは違いがあるようです。
助産師さんの間では、月の満ち欠けとお産は、大きく関係しているという考えが一般的なようです。
満月や新月が近づくと、忙しくなるからがんばろうと、気合を入れて勤務に入る助産師さんも多いようです。
出産に限ったことではないのですが、女性の身体というのは、月の満ち欠けを感じるリズムがあるようです。
人間の身体の80%は水分で出来ています。
月の満ち欠けや、潮の満ち干きなどの、地球の引力の影響を受けるのは当然といえば当然のことかも知れません。
妊婦さんは特に羊水を体内に持っています。
たくさんの水を体内に抱えた妊婦さんが、自然界のリズムから影響を受けることで、満月の夜にお産が多くなっているのかも知れません。
このような自然界のリズムを上手く受け入れることが大切です。
出産の時だけではなくて、妊娠中から月の満ち欠けなどを意識して、自然界のリズムが自分の体内にも存在していることを少しでも良いので体感しながら生活をすることで、お産の時にもリラックスしていられることでしょう。
Photo by fairuz othman