妊娠が分かると不安に駆られたり、嬉しさに喜んだりと一喜一憂することが多くなります。
出産が間近になればなるほど不安と楽しみと緊張と様々な感情が入り組んでくるものです。
ある動画で、お腹の中にいる赤ちゃんと過ごしたママのドキュメンタリーが紹介されました。
・赤ちゃんに会うまでの278日
妊娠は10月10日と言われていましたが、現在は278日と言われています。
とても長いように思えるこの時間を一人の女性が過ごすドキュメンタリーが動画で紹介されました。
女性は妊婦帯を巻き、検診を受けるたびにママとしての実感を覚えます。
しかし出産は何が起こるか分からないという不安がついてくるのも事実です。
赤ちゃんと行う初めての共同作業が出産、と思いながらも不安も付きまとっていたのです。
しかし女性は赤ちゃんを守ることができるのは自分だけだと、大きくなるお腹に語り掛け続けたのです。
・無事出産、その後
278日の時を過ごして陣痛により出産の日を迎えた女性は医師や助産師らに励まされ数時間後に可愛い赤ちゃんを出産しました。
この長い長い278日と言う期間は他の巣案の不安、痛みと戦ってきた期間でもあります。
しかし赤ちゃんの顔を初めて目の前にした瞬間、今までの辛いことはすべて払拭されたのです。
よく女性は赤ちゃんの顔を見ると出産の痛みも疲れも忘れると言いますが、この女性も同じでした。
女性はようやく会えた赤ちゃんに、はじめましてとありがとうと言う言葉を伝えました。
小さな体でがんばって生まれてきた赤ちゃんと278日と言う長い期間お腹の中で育て続けてきたママの間には確かな絆があるのです。
不安や心配事もある、楽しみや嬉しいこともある、様々な感情が入り乱れるこの長い期間を乗り越えたからこそやっと出会えたわが子への愛情もひとしおだと言えるでしょう。
この動画は大手ベビー用品会社が制作したCMで、2016年ブレインオンライブビデオアワードにおいて協賛企業賞を受賞しました。
小さな命を授かった瞬間から、この手に抱いたその瞬間を思い出してみてはいかがでしょうか。
Photo by Harald Groven