人によって個人差こそあれ、妊娠中の体調の変化に苦しんだママも多いはず。
でも、そんな苦労に一切気づかず、出産できたとしたら…?うらやましいでしょうか?
先日アメリカで出産したママが、出産直前まで妊娠に気付かなかったとのことで話題になっています。
マサチューセッツ州に住むジュディ・ブラウンさんさんは47歳。年上のジェイソン・ブラウンさんと結婚して22年。
子どもを切望していましたが、なかなか子宝に恵まれませんでした。
ある日、お腹に強烈な痛みを感じ、悶え苦しみながら、総合病院を受診。
腸の病気かと思っていたのですが、医師から思いがけない言葉をかけられました。
「おめでとう!妊娠してますよ!すぐ分娩しましょう。女の赤ちゃんが生まれますよ」
ジュディさんは信じがたい言葉にショックを受けたそうです。
しかし気持ちの整理がつかないまま、たった1時間後には、52センチ、3.7キロの大きくて元気な赤ちゃんが生まれたのです。
いろんな意味で超安産ですね!
ジュディさんはつわりなどの症状もなく、直前の数週間は疲れやすいなどの不調はあったものの、全く妊娠に気付かなかったといいます。
これにはパパになるジェイソンさんも大喜び。
大慌ててベビー用品を買い揃えているそうです。
病院の看護師さんも『体調不良だと思って受診したら妊娠だった』というケースは多いけど、『病院に来て1時間後に赤ちゃんが生まれた』なんて話は前代未聞だそうです。
妊娠中は、つわりや倦怠感、むくみなどの体調不良が続き、体が重く、寝がえりもできず、「もう妊婦やめたい!」というほど辛い思いをする人も少なくありません。
一方で妊娠中というのは、赤ちゃんのエコー写真を見たり、胎動を感じながらお腹に話しかけたり、夢を膨らませる幸せな時間でもあります。
直前まで妊娠に気付かず、しかもスピード安産なんて、うらやましいような…。
でも妊娠中の夢時間がなくて、さみしいような…。
ただし、世界的に600人に1人は、出産直前まで妊娠に気付かない人がいるそうです。特に、忙しすぎる女性や、肥満の女性や、更年期の女性に多いそうです。
生理不順と思い、気づかなかったり、まさか妊娠してるわけがないと思い込んでいるようです。
わたしたちの身近にもそんなママがいるかもしれませんね。
<出典>
THE SALEM NEWS
Photo by Juanedc