子育て給付金が廃止に。一方で高齢者給付金は３万円。

子育て支援目的として、２０１４年度から支給されている、「子育て世帯臨時特例給付金」（子育て給付金）が、来年２０１６年度から、廃止されることが政府与党にて、決定しました。高所得世帯を除き、１４年度は１万円、１５年度は３千円にて、支給を継続していたもので、対象は１，６００万人。

理由としては、２０１７年４月からの消費増税で導入される軽減税率の財源確保の為。

いろいろな理由はあるのだと思いますが、

一方で、同じタイミングで、来年２０１６年に、低所得高齢者に１人３万円を「臨時給付金」として配布することが、政府の強い意向もあり、自民部会で決定のニュースも。対象は、年金受給者の３分の１にあたる１，２５０万人で、支出額が３，７５０億円。

夫婦であれば、６万円が支給されることになります。

ちなみに、児童扶養手当は、来年２０１６年度から、所得連動で、現在、月５，０００円の２人目分を１万円へ、各３，０００円の３人目以降は６０００円とする方向と倍増予定で調整されているが、これも、母子家庭で子ども２人の場合、就労収入が２６８万円以上であれば、１円ももらえない計算になります。

子育て給付金だけが最善策ではないですが、もう少し、財源の使いみちに、子育ての大変さの現状の声が届いてほしいですね。

出典

朝日新聞DIGITAL

Yahooニュース