ママも仕事が忙しかったり、同居していて自分が出かけなければならないときなど、祖父母に子供を預かる人も多いです。
おばあちゃんであれば、自分や自分の夫を育てた経験がある人なので、安心して預けることができます。
しかし、子育てに参加していなかったおじいちゃんに預かると、大変なことになることも多いのです。
・おじいちゃんは子育て経験はない
今のおじいちゃん世代は、男は外で仕事をし、女は家庭を守るのが仕事だという考えが根強い時代でした。
今のように働いている女性も少なく、男性は自分の仕事を一生懸命こなすことを考えれば良い時代だったのです。
その為、育児に参加した経験はほとんど無い人が多いです。
おばあちゃんであれば、自分たちが育児で気を付けていることを伝えるだけでそれに応じて面倒を見てくれますが、おじいちゃんにはそれが通用しません。
その為、子供が泣いてもなんで泣いてるのかを察することができません。
また、おむつが汚れていても交換できないおじいちゃんもいます。
子育ての経験がないために、どうしたらいいのかわからないのです。
・孫には好かれたい
育児の経験がなく、実際ミルクを上げることも、おむつを替えることもできないおじいちゃんですが、孫には好かれたいと思っています。
その為、おもちゃやお菓子などを次々と買ってきては与えます。
食事の時間が近いことをそれとなく訴えても言うことを聞いてもらえません。
その為子供が夕食を食べれなくなってしまうこともあります。
自分の父親であれば、注意することもできますが、見てくれるおじいちゃんが相手の親である場合には、ダメと言いにくい雰囲気もあります。
子育てをした経験のないおじいちゃんに孫を預けるのは非常に勇気がいります。
しかし、孫を預かるのはおじいちゃんおばあちゃんにとってうれしい反面、非常に気を遣うものです。
その為、迷惑がらずに、預かってもらったらありがとうとお礼を言うようにしてください。
お礼を続けることで、自分たちの子育ての考え方を聞いてくれるようになる場合もあります。
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