親にもいろいろなタイプの人がいますが、毒親(どくおや)に育てられた子どもは心に何らかの傷を負う傾向があります。
無理に良い親になろうとする必要はありませんが、毒親だけにはならない方がいいでしょう。
●毒親とは?
言葉からも想像できるように、良い親ではない事は確かです。
子どもにとって毒となる部分を持っている人の事を、毒親と呼びます。
世間一般のイメージとして、暴力などの虐待、ネグレクト、性的虐待、これは毒親以外の何者でもありません。
しかしこれ以外にも毒親の条件に当てはまる事がいくつかあります。
子どもにとって悪い影響を与える親は全て毒親という事になります。
●意外と気づいていない毒親ポイント
子どものためにと厳しく躾をする親もいますが、例えば親の考えや都合を無理やり押し付けるのも毒親です。
機嫌がいいときは許し、機嫌が悪いときは激しく叱責するのはしつけではなく八つ当たりになるのでご注意を。
親に逆らうのは悪い事と考える傾向がありますが、それが理不尽な場合は親の都合を押しつているだけなので、子どもは親に恐怖心や不信感を抱き、親を信頼できなくなります。
悪い事をしたから食事抜き、親の言うことを聞けないなら出て行きなさい、これも全て毒親となります。
暴力は叩いたり蹴ったりする事以外にも、言葉の暴力も毒親に当てはまります。
なぜ何度言ってもわからないのか、他の子どもと比べてお前は馬鹿だ、運動神経が鈍い子に向かってドンクサイというのも言葉の暴力にあたります。
体だけでなく、言葉で子どもの心を傷つけるのも毒親になりますので、自分はそうならないように注意しましょう。
Photo by Caitlin Regan