4歳と言えば幼稚園や保育園など集団生活に入るころですから、いろいろな不安が押し寄せてくるものです。
その中で特に不安になるのが友達と仲良く遊ぶことができるか、集団生活になじむことができるかということでしょう。
●協調性を教えてくれるプロがいます
幼稚園や保育園の入園式でよく言われるのは、幼園の先生は園児の第二のお母さんということです。
日々子育てをし、数カ月に1度の参観に足を運ぶと本当に感心してしまうのは子どもたちがしっかりと先生のいうことを聞き、椅子に座ってみんなと同じように過ごしていることです。
こうした様子を見ると保育士や幼稚園の先生は子どもを集団生活になじませるプロだと分かりますし、家庭ではできないことを補ってくれるのだと実感します。
もちろん家庭が主体ですから先生に頼りきりにできない部分は多々ありますし、子育て全般を任せてしまってはモンスターペアレントの仲間入りです。
ですから子どものしつけは親の役目、子どもが集団生活で学ぶことができることを学ばせるのは幼稚園や保育園と考えるのがいいでしょう。
集団生活に初めて入るという親御さんほど心配しますし、行き始めたころは子どもは泣きます。
しかし友達ができて友達と同じ時間を過ごすうちに友達ができ、幼稚園や保育園が楽しいと感じ始めることができれば、ママも幼稚園や保育園に入れてよかったと思うでしょう。
ママも慣れてくれば同じバス停を利用するママや送り迎えが同じ時間になるママと仲良くなることもありますし、生活に弾みがつきます。
Photo by Donnie Ray Jones