幼稚園や保育園、小学校に入る前に持ち物にはすべて名前を書かなければなりません。
しかしあまりにも数が多い、名前ペンではうまく書けない生地などというものもあります。
そんな時は名づけのお助けグッズを活用し、楽しく名前を記入してみませんか。
名付けグッズはたくさんありますが、衣類にはフロッキー、アイロンシート、アイロンラベルなどが便利です。
それぞれ得意な分野があるので、タイプ別に選ぶとよいでしょう。
●フロッキー
フロッキーはフェルトのような起毛の文字をアイロンで貼りつけるものです。
模様が浮き出て見栄えがよく、立体的な仕上がりでかっこいいのです。
布の上にピースを置いてアイロンで押さえると、立体感のある文字がつきます。
カバンや袋など、持ち物に「魅せる名前」として貼るといいでしょう。
ただし何度も強く洗濯したり、摩擦することではげてしまうので、子どもの洋服やハンカチなどに貼るは耐久性が足りません。
価格も高めなので、ある程度使う場所を選んだ方がよいでしょう。
●アイロンシート
アイロンシートはピースを切り取りアイロンで抑えるとスタンプを押したかのようにきれいな名づけができます。
●アイロンラベル
アイロンラベルは切り取る必要がありませんから簡単に名前を取り付けることができます。
また名前スタンプで布やプラスチック、紙などに対応するものもありますし、文字の組み合わせを自由にできるものもありますが、早めに注文しないと間に合わないことがありますので特に3月は注意が必要です。
いずれもアイロンを使うので、アイロンや高熱不可のビニール製品などには不向きです。他の製品と組み合わせるといいでしょう。
●お名前シール
シールを貼って名前をマジックで書くタイプと、名前入りのシールを注文できるタイプとあります。
ゴムやプラスチック製品などに重宝します。
●テプラで手作り
テプラは昔からある名付けグッズですが、最近はリボンなどにプリントできるタイプもあり、おしゃれに名づけをすることができます。
アイロンでくっつくタイプもあれば、耐水のテープのタイプもあります。
リボンタイプは、タグとして縫い付けたり、ハンドタオルのタオルかけにしたりと、自由な使い方ができます。
アイロンシートタイプは、布製品におすすめ。
テープタイプは、コップやお弁当箱、水筒、歯ブラシなどの食器にも使えて、毎日ごしごし洗っても大丈夫、食洗機も使える耐久性が魅力です。
●名付けスタンプ
お名前スタンプは業者に注文するタイプと自分で文字を組み合わせて作る市販タイプがありますので、お子さんと楽しく名づけをすることができるでしょう。
油性マジックで名前を書ける場所ならなんでもスタンプできます。
洗濯にも強いタイプが多いので、入園、入学前の名づけに活用してみてはいかがでしょうか。
アイロンが使えない、ビニール製のエプロンなどにも、スタンプは重宝します。
Photo by Thomas Kohler