雛人形は一度購入すると生涯その子を守ることになりますからポイントを押さえて購入したいものです。
では雛人形を買うときはどのようなことにポイントを置けばいいのでしょうか。
●収納と飾る場所を予算から考えよう
雛人形を買うときに決めておきたいのが飾る場所と収納する場所、そして予算です。
雛人形には七段飾りなどケースに入れられていないタイプとガラスケースに入れられているタイプがあります。
意外と収納場所を取るのはガラスケースに収納しているタイプで、段飾りなどは雛人形一体一体を包装して箱にしまうためそれほど場所を取りません。
飾るスペースの広さも考えてガラスケース入りかそうではないタイプか考えるといいでしょう。
●値段と価値の違いを知っておく
またお店で雛人形を見ると値段がピンキリとなっていますが、これはお雛様の衣装に差があるからです。
正絹を使ったものは高いのですが、化学繊維の衣装のように座布団のように膨らんでいませんし、プリント柄でもありませんから高級感があります。
相場を調べてから雛人形購入の予算を決めてお店に足を運ぶようにしましょう。
●お雛様の顔はそれぞれ違う!
お雛様を選ぶとき目につくのはお雛様の顔ですが、職人が一つ一つ丁寧に作る人形と型抜きをした二種類があります。
伝統を重んじる雛人形は職人の手によって手作りされるのですが、その特徴は顔に白い貝殻の粉を使った顔料が使われていることです。
お歯黒が見られるのも職人が作る雛人形の特徴ですから覚えておくと違いが分かりやすいでしょう。
最終的には、お雛様の顔が好みかどうか?というのがポイントかもしれません。
●姉妹がいる場合は?
姉妹がいる場合はお姉ちゃんに雛人形を購入し、妹は市松人形を用意する方法があります。
またスペースを取らない立ち雛もありますので、下の子を作る計画まで含めて考えて決めるといいでしょう。
Photo by Chris McFarland